真空調理において、食材と調味液を真空包装機にかけると、空気が抜けた食材の隙間に調味液が浸透し、調味液(だし)が食材の芯まで均一に浸透する効果があります。
ここでは、わかりやすく、小蕪と食紅液を使って実験を試みます。
食材と調味液を真空包装機にかけると、空気が抜けた食材の隙間に調味液が浸透し、調味液(だし)が食材の芯まで均一に浸透する効果がある。
小蕪と食紅液を専用フィルムに入れ、真空包装機にかける。
真空パックから取り出した小蕪は、空気が抜けた食材の隙間に食紅が中心までしっかり浸透。
この「真空調理の浸透圧効果」を利用すると一瞬にして素材に調味液を浸透させることができる。
また、中心にまで調味液が浸透することで熱伝導率も良くなり、調理時間も短く、調味液も少量でOK。煮物などに最適。