私どもとしては一応このような電気とガスの場合の換気量の算定基準というものをご提案させていただきました。ここに書いております数値が実は平成14年度の国土交通省の建築設備設計基準に採り上げられました。初めて我々のやってきたことがひとつのベースになりまして、「電気の場合はこれだけでいいよ」と国が認めてくれたのです。実はもっと減らせるのではないかというのを今我々でやっております。というのは先程千葉さんに聞きましたけれど、フードのかけ方を変えれば良いのです。ここまでのデータというのは、一般的にガス厨房で使われるキャノピーフードを電気もガスも同じようにかけた場合の風量なのです。電気の場合フードはもう少し小さくて良いのではないか、さらに形状などを工夫して、もっと省エネルギーのノウハウを作って行こうではないかと今取り組んでいるところなのです。
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