次に、実際の業務用の学校給食施設で測定した結果をもとに、先ほど申し上げた実験による諸データから試算した結果についてお話したいと思います。(図22参照)

施設概要としては、小学校と中学校に約2500食、今は2600食程度でこの4月からは2700食くらいになると思いますが、一応3000食ということで計画されたものです。当初は2500食で出発しております。米飯は外から取り寄せていますので、センターでは炊いていません。給湯設備に関しては電気温水器で4000Lのものを3台用いています。冷暖房については空冷ヒートポンプ、単一ダクト方式で行なっています。調理室については、約45kWの回転釜が4台とスチコン3台とフライヤーがあります。洗浄室には食缶洗浄機と食器洗浄機があります。排気設備ですが回転釜および主要調理機器の上部にはフードがかかっています。洗浄室には食缶洗浄機などがありますが、設計上において浸漬層の上にフードをつけていないんですね。洗浄機の中から出る水蒸気などについては、機器本体からじかに排気するという方法をとっています。しかし、浸漬槽から出ている水蒸気が抜かれないので、食器洗浄機の上の部分のフードは取り除いたらいかがですかと言って、現在はフードを取った状態で天井面から水蒸気を抜くようにしています。調理室には回転釜、スチコン、フライヤー、そして電磁調理器が一つあります。だいたい7時45分ごろから調理作業が始まって11時15分に搬出し、13時30分から15時30分の間に食器洗浄というスケジュールです。給湯系統には電気温水器が使われており、当初は85℃で作った温水をミキシングしていましたが、現在はお湯だけを洗浄室の方へダイレクトに送っています。それから調理室の方へはミキシングしたものが送られています。そして、下処理室には1階でミキシングされて送られています。これが機器の稼動状況です。(図23参照)

消毒保管庫、システム食器洗浄機、食缶洗浄機はこのようなスケジュールです。食缶の洗浄は調理作業が終わる10時30分ごろから始まります。また、システム食器洗浄は13時30分ごろからスタートします。いずれも同じようなパターンですね。当然それに対応して消毒保管庫が稼動します。そして調理系統の方では、真空冷却機、電気回転釜、スチコン、フライヤーがそれぞれ調理メニューによって違ってきますが、稼動します。

戻る 次へ 次へ
TOPへ戻る