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  2. クックチル・ニュークックチル導入成功ノウハウ
  3. 1.病院・福祉施設給食の現状と新調理システム導入の意義

(4)課題解決のための有効な手段

帝塚山大学・河合研究室によって2010年1月に実施された「病院給食調理システムおよびサービス内容実態調査」の実施報告データを見ると、 病院栄養部門長が考える課題解決のための対策として、以下の諸点が挙げられています。

医療・福祉分野のフードサービスで必要な合理化対策

出典:帝塚山大学 河合研究室「病院給食調理システムおよびサービス内容実態調査」実施報告書

1)課題解決への主な方策

上記の調査結果をまとめると、問題解決のための有効な手段は以下のA・B・C3つに集約されるものと考えられます。

課題解決への主な方策

2)外部委託化の現状と問題点

わが国の多くの病院では、給食業務の合理化と収支改善のための有力な手段として、外部委託化が進められ、前項で紹介した帝塚山大学・河合研究室の調査では、 部分委託を含めると約7割に達していると報告されています。
しかしながら、コスト優先の委託先選定による下記のような弊害も発生しており、外部委託による課題解決効果には、限界が見え始めています。

外部委託化の現状と問題点

出典:帝塚山大学 河合研究室「病院給食調理システムおよびサービス内容実態調査」実施報告書をもとに(株)生活デザイン研究所が作成

3)クックチル・ニュークックチルの普及動向

外部委託化の拡大と併行して、近年着実に増加しつつあるのが、クックチル・ニュークックチルを中心とする新調理システムの導入施設とセントラルキッチンの建設です。
セントラルキッチンの場合、厚生労働省が院外調理解禁の前提条件としてクックチルの導入を明示していることから、新調理システムによる課題解決への取り組みの1つと位置づけることができ、 今やクックチル・ニュークックチルの活用が、病院給食改革の切り札になりつつあると言っても過言でない状況です。
このことは、帝塚山大学・河合研究室による前述の2010年1月時点の調査と、2012年12月に近畿地方の病院を対象に実施された調査結果の比較からも伺うことができます。

新調理システムの普及動向

新調理システムの普及動向

出典:帝塚山大学・河合研究室の調査データより

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