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2.各章のコンテンツ内容と要点の抜粋

第3章 建築計画

(1)コンテンツ構成内容項目

・3-1 厨房位置・所要スペース

3-1-1 建物の構成と厨房位置
3-1-2 厨房スペースのレイアウト
3-1-3 厨房スペースの必要諸室

・3-2 厨房の建築構造と内装

3-2-1 全体
3-2-2 床
3-2-3 壁
3-2-4 天井

(2)要点の抜粋

3-1-1 建物の構成と厨房位置

様々な人と物の動線が交錯する病院では、建築計画上、患者・医師・物流等の各動線計画を明確に分離して、できる限り短くすることが重要な視点となる。物流の一部である「食事」を提供する厨房は、患者や医師の動線と交錯しないことが望まれる。

一般的な食材搬入車の寄り付き

一般的な食材搬入車の寄り付き

(1)病院プラン構成上の厨房位置

メイン厨房は地上1階または地下に配置されることが多いが、厨房の設置階により階高・天井高・エレベーターとの動線、防水対策等の留意点が異なるので、注意が必要である。

厨房の階層別配置比較

施設計画 厨房位置
地下階 1階 最上階
平面計画 上層部の平面や柱に影響を受けやすい。外部採光は殆どドライエリア面のみで、無窓居室が生じ易い。 上層階がある場合は平面上の制約が多い。厨房を別棟に配置する場合は平面自由度が大きいが動線が長くなりやすい。 平面計画の自由度は大きいが、人や物品等の院内縦動線計画が重要。下階への騒音や振動、防水の配慮が最も必要。
階高 一般的に病院建築における地下階の階高は高く設定されるので、階高の確保は容易。 1階の大半を占める外来診療部門の階高の影響を受け易い。別棟に厨房を配置する場合はこの限りでない。 最上階のため上部の構造的影響を受けず、法的な建物高さ等の制限の範囲内なら、階高の確保は容易。
厨房排気 最上階まで立上げるダクトが必要。または脱臭装置を設置する必要あり。 最上階まで立上げるダクトが必要。または脱臭装置を設置する必要あり。 最上階のため下階への影響が無く、良好である。
食材搬入 地上と車路で接続されたドライエリア、地下駐車場又は昇降機による。 地上の利点として、食材搬入車が厨房搬入口に直接駐車可能であり、良好。 専用昇降機を利用しての搬送となり、1階に比較して搬入作業量が増加。動線の確保が難しい。
厨芥搬出 廃棄物集積場を地下階に計画した場合は同一フロアーで搬出が容易だが、集積場が地上の場合は昇降機などによる搬送が必要となる。 廃棄物集積場を地上に計画する場合は動線が単純である。 搬入と同様にすべて昇降機の利用となる。昇降機内部や廊下などが不潔にならないよう管理が必要。

コンテンツ内容の詳細は、マニュアル冊子でご確認ください。

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